肩関節石灰沈着症

3月のある月曜日に右肩に違和感があり、その日から日々肩の違和感、痛みが増していき、我慢できずに木曜日に医者に行ったところ、これは「肩関節石灰沈着症」だと診断されました。多分、激痛が来るよと言われたのですが、前の日までは痛みがありながらも夕食を作ったりできていました。しかし、診察を受けて家に帰ると右肩が激しく痛くなり、料理どころではない状態になってしまいました。そして、言われた通りその夜は激痛で結局一晩寝ることができませんでした。医者からは3・4日もすれば痛みが取れるよと言われていましたが、木、金、土、日と全く腕を動かせず、何もできない状態でした。一番ひどいときは歩くだけで痛みが走る程でした。月曜日になり何とか右腕を動かせるようになり、仕事に行くこともできました。

その後は日々痛みも薄まり一週間後にはほぼ元の状態に戻っていました、

人間は、骨に必要なカルシウム量を維持するために、腸からの吸収と尿からの排泄でバランスをとっています。 しかし、尿から排泄しきれなかったカルシウムは、年齢とともに体の中(血管内膜、関節内の腱、靭帯)に蓄積してしまう傾向にあるそうです。その結果、肩にカルシウムが貯まってしまうことがあるそうです。

そして、ごく些細なことをきっかけに異物反応(体にとって邪魔なものを除去しようとする反応)が発生すると、 自己防衛機能でカルシウムを一挙に攻撃し、関節内では炎症による激痛が発生してしまうのだそうです。症状が出るのは右肩が多く、さらに40代から50代の女性に多い傾向があるそうです。体の酸性化は骨からカルシウムが溶け出すため石灰化の原因になるそうです。

『予防としては酸性体質を改善すること』

酸性体質を改善
★夜遅く食べない
★酢、野菜、海藻などアルカリ性食品を摂る
★体を適度に動かす
★便秘にならないようにする

こまめに姿勢を変える

長時間座ったり、同じ姿勢を続けたりすると、腰や首などに負荷がかかり、そこにカルシウムが沈着しやすくなる。 こまめに姿勢をかえる、体操をするなどして、体を柔らかくしておくことが大切だそうです。皆さんも適度な運動を心掛け健康な体を保ちましょう。十日町市総合体育館には、アリーナのほかに一周約165メートルのランニング走路もあります。天候を気にせずいつでも運動ができます。是非ご利用ください。

今週の担当、山田でした。