ピンチをチャンスに

改めて2024年もよろしくお願いします。

今週のブログ担当は南雲です。

 

2024年の始まりは怖いニュースばかりでしたね。1日の石川県の地震。2日の羽田空港の事故。3日の北九州での火事。そして我が家の年末年始はインフルエンザ騒ぎでワンオペも疲労困憊。

1年の始まりがこんなことから始まるのかと思うと、この1年はどうも不安です。

 

1月1日16時10分頃。大きな地震が石川県を中心に襲いました。

私の弟が金沢に住んでいて、本人は大丈夫のようでしたが、アパートやお店の棚などが崩れたり、ガラスが割れたりしたそうです。道路などもやはり大変な状況だということで、帰省を諦めることにもなりました。

 

その地震が起きた時、我が家も相当揺れました。

こどもたちも揺れた瞬間は相当焦っていて、とりあえずテーブルの下に隠れさせました。

やはり大きな揺れが怖かったのか、その後も少しの揺れでも敏感になります。

地震が起きてからずっとテレビをつけていましたが、5歳の息子は緊急地震速報の音がなるとすぐにテーブルやこたつの下にもぐって身を隠していました。

2歳の娘も地震速報の大きな音を怖がり、テレビの画面が地震や津波を知らせる画面が出るとこわいこわいと言って、常に抱っこの状態でした。

2年生の娘は津波から逃げるように伝えるアナウンサーの声をとても緊張して聞いていました。

 

私も大きな揺れに怖さを感じ、中越地震や東日本大震災を思い出しました。

中越地震の時、私は高校2年生だったと思います。学校はしばらく休校。自宅も家具が倒れたりして、後片付けをする日が何日も続きました。

そんな時、近くに住む同級生が、サッカーボールを持って自宅に来ました。

そして2人で近くの小学校まで行き、ボールを蹴って遊んだことを覚えています。

何回かそんなことをしましたが、特に何かを話したとか、励ましあったわけではないですが、ただただボールを蹴って遊んでいました。

そんな状況の中でしたが、どこか嬉しく、楽しく、懐かしい思い出の一つです。

東日本大震災の翌日、3月12日の長野県北部地震の時は、前の職場の運動施設に勤務していました。

建物の壁が崩れ、天井が落ち、温水プールのボイラーなどが壊れ、しばらくの休館を余儀なくされました。

自分たちでできるある程度の掃除や片付けも済ませ、再開までの時間、スタッフ同士で話し合う時間を作りました。

再開後の話、会員さんのカンファレンス、共有すべき情報の整理、これまでできなかった話し合いができました。仕事上の話だけでなく、プライベートの話しもあったと思います。

この時間がとても有意義で、年齢もみんな近かったのでスタッフ同士で団結というか強い絆で結ばれた気がします。

今でもとっても信頼しあえる大事な仲間たちです。

 

今回の地震では、幸いにも自分たちに大きな被害はなかったですが、そんなことを思い出しました。

家族や友達や同僚たちと、またいい絆や団結して1年過ごしていけたらと思います。

今年もよろしくお願いします。