なんとなく、こんな話を…

みなさんこんにちは。今週の担当は南雲です。

なんとなくですが、家族の話をしてみようかと思いました。

 

私の妻は市内の介護施設で働いています。

自分の家族(おじいちゃん、おばあちゃん)がきっかけで介護の道を選んだようです。

私も介護施設には学生時代の実習や前職が病院併設の運動施設だったので、身近なところではありましたし、介護施設に移る選択肢が訪れたことがあります。

ですが私は仕事にはできませんでした。

介護施設で働く方は本当にすごいなと思います。勤務も複雑、お風呂やトイレの介助にリネン交換、力仕事も相当です。様々な疾患や介護度の高齢者の安全管理。夜勤の方は1人でこなしたりもしますよね。

そんな私の向き合うことはできなかった仕事を、彼女は楽しそうに話します。

その日のレクリエーションの話。利用者さんのひょうきんな一面やちょっとしたおもしろい話。よくも毎日こんなに話すことがあるなっていうくらい、まるでマシンガンのように話します。

一応私はそれを聞く気はあります。しかしマシンガンを打たれ続けては体はもちません。だんだんと聞いている振りをしてあいづちだけを打ち、そしてそのうちあいづちも止まり、右から左へと流れていきます。

もちろん、楽しい話ばかりではなく、つらい話や苦しい話もします。

イライラしている話のときはこちらもイライラしてくるので、もっと聞いている振りの精度を高めます。

しかしその精度を上回る力で、「ねぇ聞いてんの?」「今の話聞いてないでしょ」と、マシンガンがショットガンに変わり襲いかかります。

でも自分が向いていない、できないと思った仕事を、毎日楽しそうに話すってホントにすごいなって思います。(と、少し褒めておきます。)

今、特に医療関係や介護関係の皆さんは大変なご苦労をされているかと思います。

みなさんも、みなさんのお仕事がんばりましょう!誰かのために、自分のためになっているはずですよね。

 

というオチも無い話でした。

5月7日はそんな彼女の誕生日だったから、なんとなくこんな話を。

ケーキ買って帰ろ。