挑む!

今週の担当は関口です。

2月16日から20日まで十日町アクティブスポーツ所属の村越裕太郎さんと北海道札幌に遠征してきました。今回の目的は、「第1回全日本知的障害者スキー競技大会」に参加することでした。これまで知的障害のあるクロスカントリーとアルペンの選手が一緒に大会を開催することがほとんどありませんでした。

宿泊のホテルも一緒、大会後の表彰式や来月オーストリアで行われる世界選手権の激励会も一緒でした。

 

村越選手は1月に旭川で開催された全日本障害者クロスカントリースキー競技大会では思うような結果が残せませんでした。相当悔しい思いをしました。2人で課題について話し合い、どうしたらよいかを相談しました。お互い仕事があるので2人で練習できる時間は限られています。村越選手は日頃の生活習慣を見直し、自主トレーニング内容も工夫し、ほぼ6週間後の大会に挑みました。

 

 

1月の大会よりも距離の長い10kmクラシカル2位、15kmフリーで3位という好成績を残しました。

 

 

自分で決めた取り組みを積み重ね、成果を実感することのできた大会でした。今後の私のサポート方法も

変えていかなければならないと感じています。

 

日本障害者スキー連盟は、知的障害クラスがパラリンピックスキー種目に採用されるように活動しています。村越選手の夢は「パラリンピックに出場すること」です。みなさん、応援をお願い致します!

 

帰路は新千歳空港から新潟空港まで久しぶりにプロペラ機でした。