やまもとブログ第2段  ~略してやまブロ~

皆さまこんにちは。やまブロの時間がやって参りました。

前回は私の生い立ちについて簡単に紹介させていただきました。

今回は「身体操作について紹介する」という予定でしたが、大幅に内容を変更してお届けいたします。

 

2月ということで、バレンタインについて書こうと思いましたが奥手な私にはハードルが高い…。

2月といえば節分ですよね。これにしましょう。

 

年に4回ある季節の変わり目、立春、立夏、立秋、立冬、各日の前日が節分になります。

2月の節分は「季節の変わり目に体から悪いものを出して健康になりましょう」という願いから生まれたもの。

悪いものというよりは「余計なもの」と山本は解釈しています。脂肪、間食、食事量、思考、食欲、物欲、思考の偏り、などなど探してみると自分の中にある「余計なもの」が結構見つかります。

 

私は禅や仏に関することがちょっと好きなので、節分に絡めてお話ししたいと思います。

 

仏教では「空(くう)」という言葉があります。

 

「足るものを知り、余計な欲を捨てることで幸せを感じるきっかけとなる」

 

心のどこかで “満たされていない”と思って欲を出し続けていたことが

“実は既に満たされているものだった”という事実に気付ければ、余計なものや偏った概念に捉われず、心身が空っぽな状態に近づき本来の幸せを感じることができるのではないでしょうか。

お腹いっぱい夕ご飯を食べた後に、たっぷりとデザートを食べていませんか?

季節ものの服が、着られないままタンスにたくさん仕舞ったままになっていませんか?

以前に喧嘩をしたまま、すっきりした関係を作れていない人がいませんか?

自分以外の人の思考を理解できない。なんてことありませんか?

 

しかし、欲や煩悩がなければ今の世界はありませんので、この全てが余計なものではないと思います。

「その時に気づいた欲が自分にとって本当に必要なのかどうか」を振り返り取捨選択することで、この先の人生が過ごしやすくなると山本は考えています。

わかっちゃいるけど…。

これらの欲や煩悩は心や頭にありますが、実際に目の前に出現させることは不可能だからこそ振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

「空」

 

この言葉の意味をどのように捉えるかは皆さま次第です。正解はありません。十人十色の観点があるからこそ、ひとりひとりが自分について振り返ることが大切になると思います。振り返るたびに自分をリセットすることができれば、いつの間にか心身にとって本当に良い事だけが残り、身の回りが断捨離されることもあると思います。

 

さて、なぜ私がこのような内容に変えたのかというと

私を含めて、人間の体は様々なことから影響を受けていることをお知らせしたかったからです。

そして自分への戒めの意味もあります。

皆さまにとって大きなお世話であれば申し訳ありません。

 

山本はフィジカルトレーナーとして活動していますが、トレーニングだけではなく様々な情報を利用者様と共有するように心掛けています。

食生活やトレーニングはもちろんのこと、人間関係や過去の自分、両親、整理整頓、自然界の事象など挙げたらきりがないほどです。

 

トレーニングに励み心身を鍛えることは、とても素晴らしいですよね。だからこそ様々な観点から自分自身を整理することで、さらに心身が磨かれて本来の皆さまの姿になると思います。

私自身、まだまだ捨てきれない欲はあります。前回のブログに書いた通りに食欲は学生並ですし、物質主義を捨てきれていないところもあります。だからこそ日々の自分を振り返る習慣を身につけるように心掛けています。

つまり生きている間は、この振り返る習慣が繰り返されるのかもしれません。

 

人生は一度きりです。

今一度、ご自分の心身と向き合っていただき本当に大切なものを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

 

ここまでかなり長文になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

木曜日のみ出現していた山本は3月末をもって御役御免となりますので、私が大事にしている観点や考え方などをざっくりと共有させていただきました。

 

短期間でしたがありがとうございました。小山さんはスケベ(笑)でしたが、他のスタッフはとても優しく、会員様がトレーニングされる姿は私のトレーナー心にいつも火をつけてくれました。

心残りは小山さんのファンを奪い取れなかったことです。さすが小山さんです。

 

空は手に取れませんが世界中と繋がっています。そして人が歩む道もその先にいる人と繋がっています。

私が十日町に住んでいるという意味です。(笑) またその辺の道でお会いしましょう。

アディオス!