今月から3巡目。今週は南雲です。
9月18日に、「今月からスタジオジブリ作品の場面静止画が順次提供される」という情報がリリースされました。常識の範囲内で自由に使用できるというものですが、今回ちょっと使わせていただきました。
現在公開されている作品は8作品。7つは見たことありますが、ちょっと記憶から薄れているものもあり、この中でも大好きな作品のひと場面をご紹介します。
スタジオジブリと言えば、小さな頃から毎日のように見ていたものばかりで、新しい作品が出るとわくわくしていました。昔はテレビで放送がわかると、ビデオテープに録画して、繰り返し見ていました。自分の子どもたちもジブリは大好きですが、今はハードディスクレコーダーにダビングし、テープやディスクの入れ替えもなく、リモコンひとつでいろいろな作品が一覧で出てくる。なんて便利なんでしょうか。これも科学のチカラですね… ん?なんか聞いたことのあるセリフ…
では超個人的に大好きな場面セレクションです。
アリエッティは家族みんなが大好き。小人のアリエッティ家族と心臓が弱くて静養に来た少年の物語。アリエッティの世界観と草や花の色合いが素敵です。迷って選んだこの場面はアリエッティ家族の存在が、人間に気づかれたことで引越しをしなければならなくなり、そのことを伝えるシーン。アリエッティは洗濯バサミで髪を留めているのですが、うちの子も真似して洗濯バサミで髪の毛を留めています。映画終盤に少年が「アリエッティ、君は僕の心臓の一部だ」と言うセリフの場面も素敵で好きなシーンです。
マーニーも絵がきれいな作品。山、水、草、花がとてもきれいに描かれています。この作品は日常生活に馴染めない少女が、夏休みの間に親戚の静かな家で過ごす中で、マーニーと出会って元気になるという作品。最後のマーニーの正体にも驚きます。選んだ場面はというと、夕暮れに少女とマーニーが湖でボートを一緒に漕ぐシーン。このあたりからマーニーと少女が心を開いて悩みを話し合いグッと仲良くなります。ちなみにブログトップの画像は場面ではなく、映画のポスターや宣伝用の画像です。これも水や光の描き方がきれいですよね。
この作品も人気が高いですよね。聖地巡礼された方も多いのでは?この作品もジブリらしい不思議な世界に引き込んでくれます。これも迷いましたが選んだシーンは、千尋がハクとの出会いを思い出し、ハクが忘れてしまった自分の名前を言い当てたシーン。千尋の涙も印象的。釜じいを引用すると「愛だ。愛」です。この作品以降「こはく」という名前の男の子が増えたような気が…
最後はポニョです。ポニョも独特な色使いと描き方が印象的です。ポニョとそうすけのやり取りがかわいいですよね。これもいい場面がたくさんです。選んだ場面はポニョがそうすけに会いに追いかけてきた末に、自分のことを覚えていてくれて人間になれたシーン。ポニョの笑顔とミラーに反射する光が素敵な一枚です。
長―くなってしまいました。写真を選ぶのだけでも大変です。でも嫌いじゃないっていう。
さて、今日は帰ったら何が見たいって言われるのかな。