2020年、新潟県内のボッチャ関係者6名が集まり「新潟県ボッチャサポート・プロジェクト」という組織をつくりました。ボッチャの特性と魅力を県内に広げたいと思っている方々です。「新潟県ボッチャ協会を設立したい」という思いは一緒でしたが、多くの課題を抱えていました。そんな中、新型コロナウイルス感染症の拡大が猛威をふるい、プロジェクトの活動は停止しました。
2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックは、コロナ禍ということで異例の無観客開催でした。ボッチャ競技は、個人BC2クラスで杉村英孝選手が優勝、ペア競技2位、チーム競技3位という素晴らしい成績でした。大会後、国内及び県内外でボッチャの人気が高まりました。
2022年、プロジェクトでは、全県を対象としたボッチャ大会の企画が始まりました。みんなが集まりやすく、活動の認知度を上げられる会場を検討しました。その結果、アオーレ長岡のアリーナで行うことにしました。
2023年秋、「新潟県ボッチャすまいるフェスタ」を協賛各社をはじめ、多くの皆様のご協力とご支援をいただき開催しました。県内11市から36チームの参加がありました。大会後に「楽しかった、またやってね」という声をたくさんいただきました。プロジェクトメンバーは、「協会を立ち上げるぞ」と思いました。
2024年、協会設立の準備を始めました。ゼロからのスタートは、時間とエネルギーを必要とします。
10月1日に「新潟県ボッチャ協会」が設立。10月14日に「第1回新潟県ボッチャ大会」が開催されました。大会会場は、昨年に続きアオーレ長岡で。出場チームも36チームでした。子どもたちチーム、親子チーム、職場チーム、仲間チームなど、年齢や性別、障がいの有無等に関係なく楽しく競い合う姿がありました。この大会は、来年日本ボッチャ協会が主催する「JAPAN CAP」の予選会を兼ねていました。
決勝トーナメントに進んだ8チーム中6チームが十日町のチームでした。優勝が「ゆでたまご」、2位「親子丼」、3位「ラッキーピース P」と十日町勢が上位独占でした。十日町市の「ボッチャによる共生社会づくり」をお知らせするよい機会となりました。
ネージュスポーツクラブは、新潟県ボッチャ協会の事務局を受けることになりました。今後も市内外に
ボッチャの魅力を広げていきます!